日本の伝統を守る京都の石材店

株式会社亘徳

何系統の家系図を作成するか

■家系図を作成するときに大切なのは「系統」という概念を理解しておくことです。
というのも、あらかじめどの範囲で何系統の家系図を作成するのかを決めていないと、調査の範囲が際限なく広がってしまうからです。
まず、自分の苗字(系統)は1つです。
次に、父母の世代では、今名乗っている苗字(父親)と、婚姻によって姓を変えた人(母親)の苗字、計2つの苗字(系統)があります。
更に上の祖父母の世代では、同じように考えると計4つの苗字(系統)があることになります。
曾祖父母では計8つの苗字、高祖父母では計16の苗字・・・倍々で増えていくとなると、取り寄せる戸籍も際限なく広がってしまいます。

 

そこで、どの苗字を遡るのかをあらかじめ定めてから通常は戸籍調査に入ります。
例えば、これはよくご依頼頂くパターンなのですが・・・

 

「自分の父母双方の父方を遡る(2系統)」
「自分の父の父母双方の父方を遡る(2系統)」
「夫婦双方の父母の父方を遡る(4系統)」
「自分の父母双方の父方母方を遡る(4系統)」


などがあります。