戸籍の請求先がない?市町村合併の問題
■家系図作成のために戸籍を取得していく際、必ず出くわす問題の一つに、「現在では消滅している市町村の問題」 があります。
原因は、国の号令のもと数回にわたって行われた、市町村合併にあります。
市町村合併は昔から国の号令によって不定期に行われていて、
・明治の大合併
・昭和の大合併
・平成の大合併
という3つの大合併によって多くの市町村が消滅しました。
収集した戸籍を読み取って、次の戸籍の請求先を特定できて、さあ請求しようと思っても、そんな市町村は現存しないという場合があるのです。
そのような場合には、消滅した請求先の市町村が合併によって現在どの市町村になっているのかを突き止めなければなりません。
方法として、次の2つが考えられます。
1.インターネットを活用して検索で調べる
2.分からなくなった市町村は、近くだと思われる役所へTELをして旧本籍地を言えば今はどこの役所かを教えて頂けます。